会計・経営リポート コラム
【もしも人生やりなおせるなら】
ナディーン・ステアというひとりの女性が数十年前に書いた詩『もしも人生やりなおせるなら』が、インターネットを通じ広がっているそうです。
「もしも人生やりなおせるなら、こんどはもっとたくさん失敗したい。いつもリラックスして暮らす。そして、馬鹿なことをたくさんする。
物事を深刻にうけとめることはやめる。チャンスがあればどんどん挑戦する。もっと旅に出て、もっと山に登り、もっと川で泳ぐ。すきなだけ
アイスクリームを食べ、むりして豆ばかり食べるのはよそう。きっといまよりも問題は増えるかもしれない。でも、頭の中だけの心配事は減
るだろう。ごらんのとおりわたしは、ごくふつうの人間です。いつだって、どんなときでも、コツコツまじめに生きてきました。でも、そんなわ
たしの人生にも、生きるよろこびを感じた瞬間がありました。もしも人生をやりなおせるなら、あんなひとときがたくさんほしい。それだけ
で、あとはなにもいらない。ただ長生きするために今日を過ごすのではなく、一瞬一瞬を大切に生きる。
私は体温計や魔法瓶、レインコートがなければどこにも出かけられない、そんな用心深いタイプだった。だけどもう一度人生があるとしたら、
こんどはもっと身軽に旅に出よう。もしも人生をやりなおせるなら、春から秋の終わりまで、大自然の中でずっと素足のままで暮らす。
そしてもっとたくさん踊り、もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。そして、もっとたくさんヒナギクを摘もう」。
85歳のおばあちゃんのこの詩は自分の気持ちのままにチャレンジして生きていく事の大切さを教えてくれます。
旅に出てよけいな物を買ってしまった事の後悔より、迷った末に買わなかった後悔の方が大きいものです。「今日は残りの人生の初日」です。
自分の思いを見つめ直し、やりたい事にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
記憶とは「成し遂げられなかった過去の思い」と言います。記憶に残らないくらい後悔しない人生を生きてみたいものですね。