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    「お客様の心に響く農耕型の商売」

    商売がうまくいっている人にその秘訣を聞くと、「秘訣は特にありません」といった答えが返ってくることがあります。しかし、そのあと必ずと言っていいほど次のように続きます。
    「ただお客様を大事にしているだけです」。

    目先の顧客を次々と狙い撃ち、仕事が済んだら「はい、さようなら」。 そんな、「どうせ一度限り」と「心無い狩猟型の商売」をする会社が勢いを増した時代もありましたが、それはいつの時代も許されないやり方です。 やはり商売は心を込めた「農耕型」のスタイルでありたいものです。

    農業の場合、田畑を耕して種を蒔き、芽が出たら手をかけて育て、収穫のあとは次の収穫に備えて準備をします。 この手順は、商売にも当てはまるのではないでしょうか。営業して新規顧客を獲得し、お客様との信頼関係を築き、顧客フォローでリピーターを作っていく。 目先の収穫より収穫前後により手間をかける農耕型の商売は、顧客を大事にすることで次の仕事へと可能性が広がり、お客様が新たなお客様を呼ぶ好循環が生まれます。

    以前、あるところで印刷会社を経営するA社長のこんな話を聞いたことがあります。
    A社長は時折、お茶菓子を持ってあるお年寄りのお宅を訪ねるそうです。 90 歳を超えたその家のおばあさんはA社長の訪問を心待ちにしており、しばらく一緒にお茶を飲んだあとでA社長が帰ると、すぐに息子に電話で報告するそうです。 県外に住んでいる息子は、そのA社長の会社の顧客です。彼の実家がたまたまA社長の会社の近くだったことから始まった、ひょんなご縁でした。

    「Aさんがお菓子を持って訪ねてきてくれた。ありがたいことだ」と母親から報告を受ける時、一人暮らしの親を心配しながらもなかなか実家に顔を出せない息子はどれほどA社長に感謝することでしょう。

    ひとつのご縁を大事に育てるA社長の顧客網は県外へと広がり、このご時世でも商売は順調とのことです。
    以前、地元紙から商売の秘訣を取材されたA社長は、「お客様に喜んでもらえることを考えながら、お客様を大事にしてきただけです」と答えていたそうです。

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